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JFEMはヤフオク!かDM経由でのみ販売しています。
JFEM(Japan Fish and Echology Management)は、
安心安全、教育的で、サステナブルな取り組みを行います。
その為に、
密輸、密漁、乱獲、大量入荷をしません
産地不明な生物を販売しません
トレーサビリティを導入します
販売証明書を発行します
・ほぼ能とされる詳細地域の情報を限りなく可能な範囲でお伝えしていきます。その詳細は販売証明書に記載します。(現地漁師さんとその関係者の安全保護の為、ここでは全てを公開出来ません)
・トレーサビリティを導入しますので、手放す際、繁殖した際には鑑定書をお付け出来ます。
・InstagramやTwitterでは採集地域の写真や水中動画などを合わせて公開します!
【販売名】ベタsp.アントゥタ SB type
【学名】Betta sp./Betta sp. antuta SB type
【別名】ベタsp.ターコイズドラゴン
【産地】北カリマンタン カヤン川上流域
【輸出者】Fintastic BettaFarm/Frans Yos
【輸入者】JFEM
【輸入日】2023年4月23日
【最大全長】12〜15cm程
(天然採集最大記録 14.5cm T type)
【販売全長】オス7cm程 メス6cm程
【適正温度】20〜24℃
【寿命】10〜15年程
はじめに、
今回の販売につきまして、Twitterにて、ご不快な思いをされました方に心よりお詫び申し上げます。
今後、皆様が、ご自身の目で見て判断し、購入し、楽しんでいただく為にも、
1.アントゥタとは何か?
2.タイプとは何か?
3.どのアントゥタを選ぶべきか?
4.販売個体について
説明致します。
そして、ご理解、ご検討頂けましたら幸いです。
「1.アントゥタとは?」
正式な学名が決まっていない未記載種です。
ただ、相当数のデータは集まっており、ユニマクラータグループの一種として、まも無く記載されるであろうと言われています。
主な生息地は、北カリマンタン・カヤン川水系
576kmに及ぶ長い河川の無数に点在する支流がアントゥタの生息地です。
最初の発見者はヘンドリ・サルサ氏
2008年、同水系のアントゥタン村で発見した事にその呼び名は由来します。当時はターコイズドラゴンの名前の方が有名だったかもしれません。
2020年以降は、ドイツのアルベルトルートヴィヒ大学のWentian Shi氏と研究者チームにより調査が行われています。
外見的な特徴として、未記載種ではありますが、以下の特徴を有する点で、記載種とアントゥタが区別されています。
・頬から眼窩後方部を完全に覆い尽くすイリデッセントスケール(キラキラと発色する鱗、マスク)を有する点
・頭頂部にイリデッセントスケールを有する点(これは他のユニマクグループには見られない特徴)
・体側にアブドミナルストライプ(腹部のバンド)を有する点
・メスの体色がオレンジ〜赤い点
※ただ、現時点の傾向であり、答えではありません。アントゥタは未記載種です!参考としてご理解下さい。
「2.アントゥタタイプとは何か?」
2-①時間
アントゥタは全ての個体の鱗の並びが異なり、見た目も異なる。
各産地、個体群の見た目にも特徴がある為、ドイツ研究者チームが、どの個体群(産地)であるかをわかりやすくする為につけたもの。
故に流通個体のアントゥタタイプは意味のないものとWentian Shi氏は言う。
かつては、数人のハンター(サルサ、ムリヤディ等)が複数の生息地でアントゥタ採集を行なっており、その頃の個体をOLD type と呼ぶ。これは産地を意味するものではなく2010年前後にOLD ハンターによって採集された、という時間軸を表す単なる指標です。ですから、OLD type はこの特徴!というものではありません。
その後、Frans Yosをはじめ新たな採集者が増え2015〜2020年以降をNEW type (SB,B,X,P,etc…)としている。
2-②マスク
頭部のマスク
・頭部にイリデッセントスケールの無いノーマスクタイプ
・一部有するハーフマスクタイプ(通常頭部後方)
・全頭に有するフルマスク、しかし各鱗のマスク同士が繋がらず、黒っぽい縁取りに見える(Not fused)タイプ
・全頭フルマスクかつ、各鱗のマスク同士が繋がり合い、縁取りがない(Fused)タイプ
ボディマスク
・体側に弱い発色のマスクを有する(殆どのアントゥタがこのタイプに当てはまる)
ノーボディマスクタイプ
・体側に強い発色のマスクを有するが、背中(プリドーサルスケール)にはマスクを有さない
フルボディノーネックマスクタイプ
ネックマスクタイプは非常に珍しい
・頭部フルマスクfused、フルボディマスク、フルネックマスクを有する(full head fused, full body full neck)
パーフェクトマスクタイプ
2-③カラー
アントゥタの体色は青系や緑系など多様です。
飼育環境によっても見え方は異なります。それは前提として、
・単色の色味のシングルレイヤータイプ
・主に頭部と体側で色味が異なるダブルレイヤータイプしかし、ショーベタの様に安定した発色ではない、アンステイブルタイプ(色味が戻るまでに数日要する)
・ダブルレイヤーかつステイブルタイプ(数時間で色味が戻る、厳密には、ベースマスクカラーに茶系やゴールド系の色味を有し、その上に青やグリーン系の色味がのってくる)
ストレスをかけても簡単に色が飛ばないタイプは珍しく、その最たるものはSB type、ストレスフルなコンテストでも本来の発色を見せ優勝をする無敵のタイプが存在する
安定した発色のタイプは必ずダブルレイヤーカラータイプです。
状態良く環境に馴染めば、もう一段階鮮やかで光り輝く様な発色をします。
また、鰭の色、柄も異なります。
・L type,A typeの様に、尾鰭下部に青い三日月型の縁取り発色を有する(B.シンプレックス、タエニアータ、エニサエ等にもある特徴と似ている)
・鰭の色味は変化してみえますが、赤みの濃淡、青みの濃淡、黄色みの濃淡など、個体差があります。
・臀鰭、尾鰭のスポットの多寡、尾鰭に縞模様を有するか否か。
2-④メス
メスの特徴も異なります。
・オレンジ色の体色で、頬にマスクが無い(P type 等)
・オレンジ色の体色で、フェイスマスクを有する(SB type 等)
・赤い体色で、少しマスクを有する(L type等)
マクロストマのオスよりも赤くなり得る
・頬だけではなくて頭部にマスクを有する(X type)
2-⑤産地
前述した通り、「〜type、Loc.〜」は産地別に調査し、管理する為の識別記号であって、見た目上の特徴で区別するものではない。
そして調査途中の生物の特徴を決定づけるものでもない。
なぜならアントゥタは個体ごとに特徴が異なるから。
同じ産地でも、全ての個体が同じではない!
異なる産地でも、よく似た個体になり得る!
しかしながら、
専門家が産地ごとに分析した傾向をあえて言い表すならば、産地の特徴の様なものは存在する!
(常に100%その特徴ではない事は念頭に置いてください、それは、未記載種だからではありません。記載種でも、常に100%記載通りの特徴ではないように、個体差と地域性と言うのは存在し、これは未記載種の広域な地域性にフォーカスした取り組みであり、観賞魚を楽しむ視点からは、産地別に個体を愛でる事ができる、非常に面白い内容であると言う事です)
「3.どのアントゥタを選ぶべきか?」
3-①まずはマスクのタイプでお選び下さい
・ノーマスクが好きならノーマスク
・フルマスクが好きならフルマスク(Fused か否か)
・全身全頭フルマスクが好きならパーフェクトマスク(比較的レア)
3-②上級者なら色も合わせてご確認下さい
・青系?緑系?の単色系(シングルレイヤー)
・ダブルレイヤー(アンステイブル?)
・ダブルレイヤーのステイブルタイプ(ベースカラーに分厚く濃い、深い色味を持ちます。カッパーブラウンやゴールドの色味が頭部だけでなく背中、更には体側にもあると、それはよりステイブルな色味の持ち主かもしれません)
3-③メスにもご注目下さい!
・普通のオレンジ色?では、好みの体型のメスを選んでみましょう
・普通のオレンジ色?では、頬にマスクがありますか?F1 世代にも影響するかもしれません
・赤み強めオレンジ?真っ赤な個体?意外とレアなタイプです
3-④いわゆるTypeまたはLoc.マニアなら挑戦したいですね!
・本当にタイプを理解しましたか?
・その魚の出所は本当に信用できますか?
・誰がそのタイプのハンターかご存知ですか?
もし以上のタイプを理解したなら、カヤン水系のあらゆるタイプをコレクションし、それを楽しめるはずです。
ハンターは常に新しいタイプ(ブランド力のある)を探し求め、ジャングルの奥地で奮闘しています!
ある程度アントゥタについてご理解頂けたでしょうか?
4.ここからは、私が販売する、SB type について説明します。
【採集者と採集地について】
SB type は2018年にFrans Yos によって発見されました。
Frans Yosは北カリマンタンの原住民族、ケニァ系ダヤク族の子孫です。
彼の親族はいまだにジャングルの奥地の村で、比較的昔ながらの生活をしています。
SB type はその部族が所有し護っている土地で採集されます。
カヤン川下流のタンジュンセロールでロングボートに乗り、5時間以上かけて激流に逆らって進みます。転覆したら命の補償はありません。
そして、ボートを降りて3時間以上山道を歩きます。
その道中は、ワニ、大蛇、虎、に遭遇する事がしばしば。
常に危険を顧みずハンターの魂と尊厳で採集個体を世に送り出しています。
真偽の論点として、その採集地は周知の場所であるかという事が挙げられますが、「絶対に知られていないし、部族が他者を立ち入れさせない」とFrans Yos は言います。
残念ながら2020年頃から生息地の個体数が減少し、小型化が進みました。
それは、非常にニッチな生息地であるにもかかわらず、大きな個体から採集を続けた結果だと彼は反省しています。
既に今年分の採集は終了し、次回は生息地の回復が見込まれる来年あたりとなります。
2020年以降はインドネシア内の業者に販売する事は取り止め、飼育者との直販のみを行っており、日本にも1ペア販売した経緯があります。それ以外は日本へのSB typeの販売記録はありません。
また各国に一人ないし二人ずつ販売者がいます。シンガポール(2人)、マレーシア、中国、スペイン(2人)、イギリス、アメリカ、日本。
【外見的特徴】
・ステイブルなゴールド系とグリーン系のダブルレイヤー
・他のタイプには見られない、分厚いベースカラー
・環境と状態がマッチするとターコイズブルーに発色する
・全身全頭フルマスク!しかし、黒っぽい縁取り残る(not fused)
・頭部は幅広ではなく、比較的細長く直線的
・他の産地と比べて、少し短めのボディ
・他の産地よりも小型化している(自然下での最大平均10〜11cm程)
・成魚サイズ8cm程(これは性成熟を意味する表現ではなく、自然下でマスクがはっきりし始めるサイズを意味します)
いかがだったでしょう?
未記載種アントゥタを今までとは違った角度で見て、もっと楽しんで頂けますと幸いです。
また、地域ごとに、そこにしかない自然があるという事を感じ学び、私たちの身の周りの自然にも興味を持って頂けたら尚嬉しく思います。
【状態】
現品画像での販売です。
画像追加予定ですが、一旦この画像にてご判断お願いします。
状態は良く、餌もしっかりと食べています。
スーパーバイタル、ミルワーム、冷凍赤虫、冷凍コオロギを2日に1回ペースで与えています。
こちらのオスは鱗の並びが完璧な左右対称です。
まだまだ、若く発色はこれからですが、複雑なダブルレイヤーの発色は健在です。
SB typeは少し短い体型と表現されますが、こちらは頭部の大きさに対して、長いボディと言う印象を与えます。
頭が少しだけ小さいのも、バランスの良い体型に見せているのかもしれません。
メスは美しい体型をしています。まだ小さいですが、文句なしです。
メスとは混泳していますが、小競り合いが見られるのでセパレートする予定です。
たまに合流させてカップリングしてみますが、まだ早いかもしれません。
No.01とNo.04のペアは卵を咥えているので一時的に販売を休止しています。
質問等ありましたら遠慮なくどうぞ!
※尚、写真を参考にして頂き、気になる点は遠慮なくご質問下さい。
※天然個体の為は鰭裂けや、傷などがある事が殆どです。当方でトリートメントをし、完治や回復傾向にある事を確認した上で出品しております。
※雌雄記載のある個体は私の経験を元に判断をしておりますが、保証はしておりません。
※状態の急変などにより、出品の取り消し、発送の延期をお願いする事があります。予めご了承下さい。
【送料】
全国一律1500円(梱包資材料込)
沖縄、離島(北海道を除く)の方はゆうパック2000円です。
【返品・返金ポリシー】
※生体の保証は発送日の翌日午前中までに受取れる方が対象です。
※生体到着後、開封する前に死着の有無を必ずご確認下さい。
※ 生体到着後、開封する前に袋全体が映る写真と生体の状態を確認出来る写真を撮影して下さい
※梱包状態のまま放置されますと、生存している生体も衰弱し、死に至る可能性があります。
保証内容
・誤った商品を納品した際の代納または返金
・到着時点での死亡個体に対する代納または返金
・明らかな衰弱個体(ひっくり返って浮いている、ひっくり返って沈んでいる、きりもみ状になっている)に対する代納または返金
※色が飛んで白っぽくなっていたり、逆に黒っぽくなったりしているものは輸送中のストレスにより 一時的なものになりますので対象外となります。
死着がある場合
1. 袋を開けず直ぐに、袋全体が映る写真と、生体の状態が確認出来る写真を撮影して下さい。
2. 生体到着後24時間以内に死着した生体名、死着匹数を記載した内容をご報告下さい。
3. 撮影した写真をその際お伝えする連絡先に送って下さい。
4. ご報告内容、生体袋開封前の死着写真を確認次第、手続き致します。
※梱包状態等を確認させて頂く場合がございます。また例外として商品を返送して頂く場合がございます。
※生体袋開封後の画像は保証対象外とさせて頂きます。
※発送日の翌日正午以降に受取られた方は大変恐縮ですが、保証の対象外とさせて頂きます。
【最後に】
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JFEM Japan Fish and Ecology Management
代表 各務 龍 Ryo KAKAMU
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Twitter @jfemtokyo