スコタイの代表的な魚の鉄釉の絵柄で、浅い鉢といっていいぐらいに縁の立ち上がった大皿です。スコタイは、14世紀から16世紀のタイで繁栄した王朝です。日本ではスンコロクと称される日本の茶人にあこがれを持たれた茶入れなどの焼き物を作りました。   この大皿は、変化のあるクリーム色の釉に鉄釉で味わい深い魚の絵を描いた温かみのある大皿です。見込みの魚文の一部に釉の掛け残しがありますがその部分の鉄釉が透けて見えて力強い変化を感じさせます。高台に2か所ほど欠けのようなところがありますが、土色に紛れてあまり目立ちません。古い物ですので、写真をよくご覧の上検討ください。黒塗りの箱が付いて大切にされたようです。径28.5㎝、高さ7㎝。だいたいです。ヤフネコ便100サイズでの発送になります。